03 種子から油を採り、食用や灯火用としたカヤ(榧)の実 | ||||||
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所在地 | 横浜市港北区大倉山2-10-1 大倉山記念館正面入り口前 | ||||
科・属など | イチイ科カヤ属 常緑針葉高木 | |||||
見どころ | 大倉山記念館へお友達の絵画展を観に行った時に、記念館の入り口に大きなカヤ(榧)の木が植えられていました。まだ若い実ですが、熟してくると紫褐色となります。種子は食用となり、そのままではヤニ臭くアクが強いので数日間灰汁抜きしたのち、煎るか、土に埋め、皮を腐らせてから蒸して食べます。果実から取られる油は食用、灯火用に使われます。 ※ カヤの花は17ページNO.25 に、カヤの大木は名木古木2ページNO.14に掲載されています。 |
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撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2010.09.26 |
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39. 高い木の枝先に黒く熟した果実をたくさんつけ、花のように見えるタラノキの実 | ||||||
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所在地 | 横浜市港北区日吉本町5丁目 日吉西中学校付近の畑 | ||||
科・属など | ウコギ科タラノキ属 落葉低木 | |||||
見どころ | 日曜農園の畑の中にポツンと一本、高いタラノキが立っています。その先端にピンクの花のようなものが・・・。下からよく見ると、ピンク色は黒く熟した球形の果実をつけた小枝でした。山菜の王様、タラの芽が大好きな何方かが畑に植えたのでしょう。 ※タラノキの花は4ページNO.31に載っています。 |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2010.10.14 |
27. ゴツゴツしたユニークな形をしている!マンサク(満作)の実 | |||||
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所在地 | 横浜市港北区綱島台 民家の畑 | |||
科・属など | マンサク科マンサク属 落葉小高木 | ||||
見どころ | 春、他の木に先駆けて咲くマンサクですが、なかなか実が見つけられませんでした。ようやく見つけましたが、「マンサク」か、それとも「シナマンサク」か「マルハマンサク」の実かどれでしょうねえ? 「シナマンサク」は開花時期にも枯葉が残っていることで見分けるようですが・・・。葉が丸いのが「マルハマンサク」。調べたのですが、丸い葉も先が少し尖った葉も混じっていました。実は11月頃にはじけて黒い種子をのぞかせます。今は葉は濃緑色をしていますが、黄色に色づきます。 ※シナマンサクの花が13ページNo.33に掲載されています。 |
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撮影者 | 北澤美代子 | 撮影日 | 2010.10.02 |
16 秋到来、カツラの葉が日増しに黄葉してきました! | |||||||
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所在地 | 写真上:横浜市神奈川区反町1-12 反町公園/写真下:青葉区あざみ野南4丁目 赤田西公園 | |||||
科・属など | カツラ科カツラ属 落葉高木 | ||||||
見どころ | 起源が古い樹木のカツラは「生きた化石」といわれます。あまたの木の中でも私好みの樹木の一つです。とくにあの円い葉がうっそうと茂る姿に惹かれます。春の淡黄色の葉、夏の濃緑の円い葉、秋一斉に黄色く色づく葉・・・。今年は長かった猛暑の夏がようやく去り、黄ばんだカツラの葉が秋の訪れを告げています。 田園都市線「江田駅」北口から広がる赤田西公園は246号線の抜け道沿いにあり、どの樹木よりも早く黄色く色づいたカツラの木3本が、ひときわ人の眼を惹いていました。 ※夏のカツラの街路樹が5ページNO.39に載っています。 |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2010.10.06/10.19 |
09 泡を吹いたような黄白色の花が上向きに咲く! ヌルデ( 白膠木)の花 | ||||||
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所在地 | 横浜市港北区小机町3211 横浜労災病院道路沿い植え込み | ||||
科・属など | ウルシ科ヌルデ属 落葉高木 | |||||
見どころ | 別名はフシノキともいわれます。ヤマウルシやハゼノキに似ているが、複葉の葉の茎にヒレ状の翼がついているので見分けのポイントになります。花は秋口(9月)になってから上向きに咲きます。実はカリ塩という塩分を含み、むかし山間部では 、これを塩の代用にしたそうです。ウルシの仲間ですが、かぶれることは少ないようです。 | |||||
撮影者 | 北澤美代子 | 撮影日 | 2010.09.28 |
21.秋の季語、クリ(栗)の実 | ||||||
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所在地 | 横浜市港北区箕輪町 大聖院付近 | ||||
科・属など | ブナ科クリ属 落葉広葉高木 | |||||
見どころ | 夕方、「栗の実が生っています!」の電話。秋の陽は落ちるのが早い。急いで現場に急行しました。周りは竹薮、いっそう薄暗い。栗の木はサツマイモ畑の上に枝を伸ばしています。栗の実はもう大半が落ち、イガだけがイモ蔓の陰に。イガを割って実が今にも落ちそうなのを選んで撮ってみました。 ※クリの花は2ページNO.18に載っています。 |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2010.10.08 |
14 落葉し“丸裸”の木に赤い実だけがひときわ目立つ、コブシ(辛夷)の実 | ||||||
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所在地 | 横浜市神奈川区反町1-12 反町公園 | ||||
科・属など | モクレン科モクレン属 落葉広葉樹 高木 | |||||
見どころ | 反町公園の噴水の際の7〜8メートルの木にたくさんの“赤いもの”が・・・。おや? あれ何? 近づいてみると、奇妙な形の実です。丹頂鶴の頭みたいなものなど、一つとして同じ形のものがない。これが、例の「握り拳」が名前の由来である「コブシ」の実でした。 石川佐智子さんもこの実に惹かれたのか、実が色づき始めた7月の実を9ページNO.14に、また赤い実が袋を破って出てきた頃の実を10ページNO.27にも載せています。 |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2010.10.06 |
04 花が咲いた翌年の秋に実は熟す! スダジイ(すだ椎)の実 | |||||
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所在地 | 横浜市港北区綱島東1丁目 民家の入り口 | |||
科・属など | ブナ科シイノキ属 常緑高木 | ||||
見どころ | 越冬した厚い殻に包まれた堅果は、秋に熟すと先端が3つに裂けて、長さ12〜21ミリ、幅は7〜9.5ミリ位の砲弾型のドングリが現れます。ドングリはそのままでも食べられますが、炒って食べると甘味がありおいしいそうです。スダジイの満開の花が20ページNO.01に掲載されています。 | ||||
撮影者 | 北澤美代子 | 撮影日 | 2010.09.26 |
40. 淡黄緑色の“翼果”がびっしりつく、アキニレ(秋楡)の実 | ||||||
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所在地 | 横浜市港北区日吉本町5丁目 日吉西中学校付近の空き地 | ||||
科・属など | ニレ科ニレ属 落葉高木 | |||||
見どころ | 空き地の縁にある樹高4メートルほどの若木のアキニレ。その枝全体に無数の淡黄緑色の“翼果”がついています。来月(11月)には葉が黄褐色に色づき、翼果も淡褐色となり、中の種子は風に飛ばされます。 ※アキニレの花は11ページNO.15に掲載。 |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2010.10.14 |
28. ちっちゃなカキが鈴なり! マメガキ(豆柿) 別名:シナノガキ | ||||||
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所在地 | 横浜市港北区綱島台 民家の庭 | ||||
科・属など | カキノキ科カキノキ属 落葉高木 | |||||
見どころ | 中国原産で日本には柿渋の採取のために中国から渡来したとされ、葉は互生し裏面が白っぽい。6月頃に黄白色の花をつけ、秋には、直径1.5〜2センチ位の球形の小さな液果が生り、熟すと黄から黒紫に色付きます。液果は霜が降りる頃に渋が抜ける為甘くおいしく食べられます。田舎で子供の頃このマメガキを「シブガキ」と言って食べたことを思い出しました。 柿渋には多量のタンニンが含まれ、高血圧を抑制し、葉にも血圧降下成分があることは知られています。 | |||||
撮影者 | 北澤美代子 | 撮影日 | 2010.10.02 |
10 穂状の花序がそのまま種子をつけて垂れ下がっている、サワグルミ(沢胡桃)の実 | ||||||
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所在地 | 川崎市中原区等々力 等々力緑地公園 | ||||
科・属など | クルミ科サワグルミ属 落葉高木 | |||||
見どころ | 山地の沢沿いに生えるサワグルミが等々力緑地の釣り堀、東横水郷から流れ出る小川の端にあることを思い出し、その花がどのように変化しているかを見に行きました。 穂状の花序のまま茶褐色になり、翼の中に種子が包まれ翼果となって何本も垂れ下がっていました。 ※サワグルミの花は7ページNO.39に載っています。 |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2010.10.03 |
05 ドングリには、茶褐色の綿状の苞がびっしりとつく! カシワ(柏)の実 | ||||||
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所在地 | 横浜市港北区綱島台 民家の塀際 | ||||
科・属など | ブナ科コナラ属 落葉中高木 | |||||
見どころ | ドングリは、長さ1.5〜2センチで丸い形をしています。茶褐色の苞からちょこんと頭を出していました。尾のように垂れ下がった雄花が6ページNO.09に掲載されています。 | |||||
撮影者 | 北澤美代子 | 撮影日 | 2010.09.26 |
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29. シラカバ(白樺)の枝先、高さ3メートルから上の枝に垂れ下げる果実 | ||||||
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所在地 | 川崎市高津区新作1-19-1 川崎市民プラザ | ||||
科・属など | カバノキ科 落葉高木 | |||||
見どころ | 白樺の木の果実に出合ったのは初めて。直射日光が全然当たらない日陰の枝に細長い果実がたくさん垂れ下がっていました。もう少し経つと、この果実がばらけ、風に舞って種子を撒き散らすのだそうです。 ※シラカバの花は17ページNO.38に載っています。 | |||||
撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2010.10.11 |
11 果皮が“エゴい”はずなのに、たくさんの鳩がついばんでいたエゴノキの実 | ||||||
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所在地 | 川崎市中原区等々力 等々力緑地公園 | ||||
科・属など | エゴノキ科エゴノキ属 落葉小高木 | |||||
見どころ | 青いエゴノキの実が7ページNO.28に載っていますが、東横水郷の水辺近くの木にたくさんの鳩が枝に群がり、何だか騒がしい。近づくと、薄黄色に色づいたエゴノキの実を盛んについばんでいるところでした。果皮がエゴく、エゴノキのはずなのに、鳩はエゴ味を感じないのでしょうか。 ※未熟なエゴノキの実が7ページNO.28に、エゴノキの花が3ページNO.14に載っています。 |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2010.10.03 |
19 サヤエンドウに似ている、ネムノキ(合歓木)の実 | ||||||
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所在地 | 東京都文京区白山 3-7-1 小石川植物園内 | ||||
科・属など | ネムノキ科(広い意味でマメ科)ネムノキ属 落葉高木 | |||||
見どころ | 細長く扁平でサヤエンドウに似ています。マメ科に属しますが、他のマメ科の植物とは花の形が大きく異なります。種子のサヤは長さ10〜15センチ、幅1.5〜2センチ、10月〜12月頃褐色に熟し、下側の線に沿って裂開し樹上に遅くまで残ります。サヤの中には10前後の種子(5〜9ミリ)が入っているようです。 ※赤い花は1ページNO.34とピンクの花は8ページNO.09に掲載されています。 |
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撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2010.10.06 |
18 清楚な感じがする、ウンナンオガタマ(雲南招霊)の花 | ||||||
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所在地 | 東京都文京区白山 3-7-1 小石川植物園内 | ||||
科・属など | モクレン科オガタマノキ属 常緑低木 | |||||
見どころ | 中国原産です。招霊(オガタマ)の木の仲間には、オガタマノキ、カラタネオガタマ、そしてこのウンナンオガタマがあります。オガタマ(招霊)とは神霊を招くために神前に供える木という意味の「オキタマ」からきた名前。モクレン科に共通する、分厚い花弁をしています。神社などに植えられていることが多いです。花の大きさは、直径が約7センチ。開花期は春なのに今年は異常気候のせいか、秋に咲いていました。 ※カラタネオガタマの花は17ページNO.35に、オガタマノキは名木古木の10ページNO.54に掲載されています。 |
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撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2010.10.06 |
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以下の情報の中の“欠番”は、低木・小低木の一部、ツル性植物などで、「野草-World」へ移しました。 | 2010.09.26〜10.14 | 掲載29種 |
07. 原産地がビルマでネムノキの仲間、ビルマネムの花 | |||||
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所在地 | 川崎市中原区新丸子東3丁目 綱島街道端、リッチモンドホテルのエントランス | |||
科・属など | ネムノキ 科アルビジア属 落葉高木 | ||||
見どころ | 原産地はビルマ(現ミャンマー)、ネムノキの仲間で和名が「ビルマネム」。日本のネムノキの花期は6〜7月ですが、今頃10月に咲いていました。この木は東南アジア、中国南部、台湾、インド、熱帯アフリカなど熱帯に分布しているだけあって、ホテル入り口のガラス張り、天井の高い吹き抜けの暖かい所に1.5メートルほどの大きな鉢に植わっていました。この花は夜になると、強い芳香を放ちます。暑い地方の動植物は過酷の昼間は余り動かず、夜間に活動するのですね。 ※日本のネムノキの花は8ページNO.9に載っています。 |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2010.10.02 |
30. 秋に花も同時に咲く 、ハマヒサカキ(浜姫榊)の実 | ||||||
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所在地 | 横浜市港北区箕輪町3丁目 マンションの庭 | ||||
科・属など | ツバキ科ヒサカキ属 常緑小高木 | |||||
見どころ | ハマヒサカキ(浜姫榊)の果実は、経5ミリくらいで、丸くて緑からだんだん黒く熟していきます。花のつく枝ではほとんどすべての葉の根元にずらりとつきます。ヒサカキは神社などに多く植えられますが、ハマヒサカキ(浜姫榊)は街路樹などに多く植えられています。花は秋に実とともに同じ時期に咲くのですが、昨年、同じマンションの庭ですが、秋に私が撮影した時は、まだ、植樹してまもなかったせいか、可愛い花がチラホラ。でも、今年はたくさんの実が生っていましたので、11月頃には、たくさんの花が咲くことでしょう。 ※ハマヒサカキの花は13ページNO.12に掲載されています。 |
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撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2010.10.11 |
12 神社などに植えられている、 ヒサカキ(姫榊)の実 | ||||||
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所在地 | 東京都港区高輪2-16-34 泉岳寺境内 | ||||
科・属など | ツバキ科ヒサカキ属 常緑小高木 | |||||
見どころ | 果実は直径4ミリ程度の球形で10月頃には黒く熟しますが、真冬まで残っていることが多iい。多くの果実が秋に稔り、小鳥に食べられますが、ヒサカキの果実はそれらが少なくなった真冬に食べられ、種子が野鳥によって散布されます。花期は3〜4月、枝の下側に短くぶら下がるように多数咲きます。葉はサカキ(榊)の代用として使われます。※ヒサカキの花は15ページNO.22に掲載されています。 | |||||
撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2010.10.03 |
01 モクレンの花期は3〜4月なのに、9月26日に返り咲いたモクレンの花 | ||||||
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所在地 | 川崎市中原区木月住吉町 民家の庭 | ||||
科・属など | モクレン科モクレン属 落葉低木 | |||||
見どころ | 夏の空前の記録的猛暑続きの後、一転して温度が下がり、モクレンも季節感を失ったのか、春と勘違いして花開きました。それにしても春先のモクレンとは、花の色が赤味を増し、鮮やかな赤紫色です。※モクレンの花は15ページNO.28に、ハクモクレンの花が14ページNO.36に載っています。 | |||||
撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2010.09.26 |
22. 赤い実と紅葉が美しい!ナナカマド(七竃)の実 | ||||||
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所在地 | 横浜市港北区綱島上町 マンションの庭 | ||||
科・属など | バラ科ナナカマド属 落葉高木 | |||||
見どころ | ナナカマドの実が色づきました。もっと真っ赤になるはずですが、今年は、いつまでも暖かいためか、このままで終わるのでは? と心配です。 また、葉は夏の暑さで傷んでいて美しい紅葉は期待できそうにありません。 ※19ページNO.25にナナカマドの白い花が載っています。 |
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撮影者 | 北澤美代子 | 撮影日 | 2010.10.02 |
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20.野鳥の大好物、ケヤキの実 | ||||||
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所在地 | 横浜市港北区箕輪町3丁目 日吉の丘公園 | ||||
科・属など | ニレ科ケヤキ属 落葉広葉高木 | |||||
見どころ | ケヤキの実といえば、子どもの頃の前の家のケヤキの光景が目に浮かびます。二階家の屋根よりはるかに高いケヤキの木。それが秋、突然賑やかに。ムクドリの何十羽という群れが枝に留まり、キーキー鳴きながら枝から枝に飛び移り、ケヤキの実をついばむのです。その鳴き声と羽音の騒々しさといったら尋常ではありません。この情景は毎年繰り返され、まさに秋の風物詩でした。 ※皇居東御苑の2本のケヤキの大木(6ページNO.37)をご覧ください。 |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2010.10.08 |
35.子孫繁栄の象徴、ザクロがたわわに生っていました! | ||||||
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所在地 | 川崎市中原区井田三舞町12 民家の庭 | ||||
科・属など | ザクロ科ザクロ属 落葉小高木 | |||||
見どころ | 何十年ぶりにたわわに生っているザクロを見ました。実家のザクロの木は毎年こんなふうにたくさんの実をつけていましたが、酸っぱくて鳥も人間も手を出しませんでした。果皮の中にたくさんの種子があるザクロは子孫繁栄、豊饒のシンボルとされ、欧米では果樹として栽培が盛んだそうですが、どんな料理の食材になるのでしょうか? ※ザクロの実は8ページNO.26にも、花が1ページNO.32に掲載。 | |||||
撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2010.10.12 |
26. 独楽のような形をした、ウツギ(空木)の実 | ||||||
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所在地 | 東京都文京区白山 3-7-1 小石川植物園内 | ||||
科・属など | ユキノシタ科ウツギ属 落葉低木 | |||||
見どころ | ちょっと独楽の形に似ていますが、大きさは5ミリくらいで結構多くの実をつけます。「卯の花」とも言われる花は5月頃咲きますが、こんな可愛らしい実は初めて見ました。ちょっとピントがはずれ、残念!! ※ウツギの花は20ページNO.23に掲載されています。 |
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撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2010.10.06 |
23. ピンクの実がかわいらしい! ミヤマガンショウ(深山含笑)の実 | ||||||
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所在地 | 横浜市港北区樽町3丁目 民家の庭 | ||||
科・属など | モクレン科ミケリア属 常緑樹 | |||||
見どころ | 少し奥まった玄関先に植えられているので、お声をかけて許可を得てから撮らせていただきました。モクレン科で、オガタマノキ(招霊の木)などの仲間です。どんな実が生るのか?生っているのか?どきどきしながら覗いてみたら、ピンク色の実が生っていて嬉しかったです。 ※ミヤマガンショウの白い花が14ページNO.19に載っています。 |
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撮影者 | 北澤美代子 | 撮影日 | 2010.10.05 |
15 バラの花を撮らず、実を撮る“変人”もいま〜す! | ||||||
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所在地 | 横浜市神奈川区反町1-12 反町公園 | ||||
科・属など | バラ科バラ属 落葉中木 | |||||
見どころ | 上記コブシの実のようにバラの果実も、ヘタのついた柿の実を逆さにしたような形がなんとも風変わりで、楽しめますね。反町公園に蔓バラの特性を生かしたアーチがあります。そこにバラの果実が雁首を並べていました。 | |||||
撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2010.10.06 |
08 コブシの実と同じだった! シデコブシの実 | ||||||
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所在地 | 横浜市港北区綱島台 民家の畑 | ||||
科・属など | モクレン科モクレン属 葉小高木 | |||||
見どころ | 可憐な花を咲かせたシデコブシ。コブシの仲間だから実も似ているのは当然ですよね。子房のかたまりがはじけて赤い中身が飛び出していました。種子と思われますが、この赤い中にさらに茶色の種子が入っているのだそうです。多分同じような実が生るコブシやモクレンなども同じでしょうね。 ※可憐に咲く花が15ページNO.01 に掲載されています。 |
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撮影者 | 北澤美代子 | 撮影日 | 2010.09.26 |
33. サンザシの実が真っ赤に熟していました〜! | ||||||
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所在地 | 東京都立川市緑町3173 国営昭和記念公園 さつき橋の下 | ||||
科・属など | バラ科サンザシ属 落葉低木 | |||||
見どころ | 橋の下にあり、橋の上からの撮影で、葉がほとんど落ちて実だけになっており、何の実か分かりませんでしたが、少し大きめな実だなあとは思いました。帰ってから良く見たら、赤い実は先端が、ちょっと割れて反り返り、わずかに残っている葉っぱはギザギザがあり、見覚えのある葉でしたので、お花の先生(掲示板)にお世話になり、サンザシだと確認しました。赤く熟した実はおいしいそうです。 ※23ページNO.08にまだ花がらのついた生りたての青い実が載っています。 |
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撮影者 | 北澤美代子 | 撮影日 | 2010.10.07 |
13 ハツユキカズラに似ている、アメリカイワナンテン・レインボーの若葉 | ||||||
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所在地 | 東京都港区高輪2丁目 マンションの入り口 | ||||
科・属など | ツツジ科 イワナンテン属 常緑低木 | |||||
見どころ | 北アメリカ原産で、高さ1.5メートルぐらいにもなる常緑低木です。4月から5月に白色の花を房状につけます。葉に白、黄、ピンクの斑が入る本種は、つぼみにも帯状の紅が入り、美しいそうです。まだ観たことがないので、来春、観に行きたいと思います。 | |||||
撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2010.10.03 |