12.芳香剤に利用されます、ラベンダーデンタータ
所在地 横浜市港北区綱島西2丁目 空き地
科.属など シソ科ラバンデュラ属 常緑小低木
見どころ
 日本での栽培の始まりは昭和12年、フランスから導入した種子を日本各地で栽培したのがはじめとされます。草丈は45〜90センチほどになり、よく分枝します。葉は濃緑色で全体に白い毛に被われ、鋭い鋸歯があります。葉のフチに細かいギザギザが入るのが特徴です。花は紫色で、花筒の先が5裂しています。全体にほのかな香りがあります。別名で「デンタータラベンダー」とか「フリンジラベンダー」と呼ばれます。
撮影者 石川佐智子 撮影日 2012.7.29

13.紙風船のような形をした袋状の果実、フウセンカズラ(風船葛) 別名:バルーンバイン
所在地 横浜市港北区綱島西2丁目 民家の庭
科.属など ムクロジ科フウセンカズラ属 つる性1年草
見どころ

たくさん風船が生りました! 
横浜市港北区日吉6丁目 空き地
 原産地:熱帯アメリカ アフリカ インド。つる性の一年草でまきひげを出し、それをフェンスや他の植物に絡ませながらぐんぐん伸びて3メートルほどの長さに達します。葉は3出複葉、小葉は草質で柔らかく、あらい鋸歯があります。7〜9月頃に白い5ミリくらいの花を咲かせます。花自体はさほど目立ちませんが、その後にできる紙風船のような形をした袋状の果実が可愛らしくユニークです。果実は径3センチほどで内側はホオズキのように空洞になっており、最初は明るいグリーンで熟すと茶色に変わります。ひとつの果実からタネが3個とれます。 熟したタネは全体が黒くハート型の白い模様ができる可愛らしい姿です。以前、我が家でも「フウセンカズラ」を植えていましたが…。種がとても可愛らしかったです。 
 
撮影者 石川佐智子 撮影日 2012.7.29
04.薬草として使われました、オトギリソウ(弟切草)
所在地 東京都港区白金台5-21-5  国立科学博物館付属 自然教育園内
科.属など オトギリソウ科オトギリソウ属 多年草
見どころ

全草を乾燥させ、薬用とします
 草丈は20〜60センチくらいにまで生育し、茎は円柱状で、上の方で分枝しています。葉は対生、葉柄は無く、長さ2〜6センチ、巾7〜20ミリ程です。夏に2センチ程の5弁の黄色い花を咲かせます。またオトギリソウにはタンニンが多く含まれており、全草を乾燥させたものを生薬として用いています。浴剤としてもリューマチ、神経痛、痛風などの鎮痛に効き目があるとされます。名の由来は、この草を原料にした秘薬の秘密を漏らした弟を兄が切り殺したという平安時代の伝説によるものだそうです。
撮影者 石川佐智子 撮影日 2012.7.27
17.虫の捕らえ方は粘着式、ムシトリスミレ(虫取菫)

ムシトリスミレの花
所在地 神奈川県箱根町仙石原 箱根湿生花園
科.属など タヌキモ科ムシトリスミレ属 食虫植物
見どころ
 北海道から四国にかけての高山(亜高山帯)の岩の上などに生えます。花はスミレに似ています。根もとに数枚の葉をひろげてロゼットをつくり、葉は長楕円形で長さ3〜5センチで葉柄はありません。葉の表面は粘液の球を付けた細かいせん毛で覆われていて、粘液がついて動けなくなった虫を消化吸収します。花期は6〜8月。花茎は高さ5〜15センチ位、立ち上がるが次第に曲がって先端は下を向き、その先に横向きの花をつけます。花は唇花型で紫色です。

ロゼット状の茎葉
 

粘液の球のついたせん毛で覆われ、虫がくっついた葉の拡大
撮影者 北澤美代子 撮影日 2012.7.25
09.懐かしい香りがしました、カワラマツバ(河原松葉)

良い香りが漂う、カワラマツバの花
所在地 神奈川県箱根町仙石原高原 ススキの原の裾野
科.属など アカネ科ヤエムグラ属 多年草
見どころ
 
 日本全国に分布し、山地の草地や河原に生育します。草丈は50〜80センチ位。葉は細く、8〜10枚が輪生していて、厚ぼったくて光沢があります。細毛がある茎の先や葉のわきから、径2.5ミリ程の小さな白い花が、円錐形にたくさん咲きます。花冠は深く4つに裂けて十字状に平らに開きます。花弁は4枚、雄しべも4本であるが、5枚のものも混じります。冬は草丈が低く、輪生した葉の間の茎は短いが、初夏には節間が長く伸びて花序が形成されます。花は特有のよい香りがあり、何十年も昔、田舎の草むらで戯れていたころに感じていた香りが懐かしく思い出されました。花期は7〜8月。河原に生育する「松」のように細い葉の植物という意味ですが、実際には山地の草原などに生えることが多いようです。

カワラマツバの実
撮影者 北澤美代子 撮影日 2012.7.25

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2012.7.27〜8.03 掲載20種

02. 夏に薄青紫色の小花が咲く、セイヨウニンジンボク(西洋人参木) 別名:ヴィテックス
所在地 山梨県ミヨシペレニアルガーデン
科.属など クマツヅラ科ハマゴウ属 耐寒性落葉低木
見どころ  南ヨーロッパ、西アジア原産の落葉性低木。夏から秋にかけて、枝の先端にやや紫がかった青い小花を穂状に咲かせます。葉は細長く光沢があり、5枚〜7枚がくっついて一枚の手のひら状の葉になります。 花後にできる果実は香りがあり、風味はコショウに似ており香辛料として使われたそうです。果実だけではなく、枝葉にも香りがあります。別名のヴィテックスは、ラテン語のビエオ、「結ぶ」からきています。 
撮影者 大田孝子 撮影日 2012.7.19
15.虫の捕らえ方は落とし穴式の食虫植物、ウツボカズラ(靫葛) 別名:ネペンシス

長靴のような靫(うつぼ)、中に虫の好物の蜜が……
所在地 神奈川県箱根町仙石原 箱根湿生花園
科.属など ウツボカズラ科ウツボカズラ属 食虫つる植物
見どころ  捕虫袋が靫(うつぼ、矢を入れて腰に下げる容器)に似ていて、つる草(かずら)であることからの名前。ボルネオ、スマトラなどの熱帯地方に生える食虫植物です。袋の内側に蜜があり、なめに来た虫が、うっかり袋の中に落ちると、壁がツルツルなので這い上がれません。そのうちに袋の中の水(袋のなかに雨水をためておく)に溺れ、やがて水の中に含まれている消化液で溶かされ吸収されてしまいます。この袋は、葉の先端が徐々に変化してできたものです。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2012.7.25
07.花弁の先が四つに裂けている、エンビセンノウ(燕尾仙翁)

エンビセンノウ花の拡大
所在地 神奈川県箱根町仙石原 箱根湿生花園
科.属など ナデシコ科センノウ属 多年草
見どころ
 本州中部〜北海道の低地から山地の草原、湿地に生えます。フシグロセンノウ や マツモトセンノウ などの仲間です。高さ40〜80センチ。葉は披針形で長さ3〜7センチ。茎頂に紅橙色の鮮やかな花を咲かせます。花弁は5枚で、先端が4深裂してまるで燕の尾のようです。萼は長楕円形で長さ約1.5センチ位です。名前は花びらが燕の姿に見えることから。花期は8月上旬〜下旬です。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2012.7.25
20.ジャスミンに似た青い花、ルリマツリ(瑠璃茉莉)
所在地 横浜市港北区大曾根一丁目 民家の庭
科.属など イソマツ科ルリマツリ属 常緑半つる性低木
見どころ  南アフリカ原産の小低木です。細く長い茎を伸ばし細長い枝先に、花は先端で5裂した高杯形をした小花を集合させて穂状につけます。葉は楕円形、古くから薬用として珍重されています。ルリマツリ(瑠璃茉莉)という和名は、ルリとは瑠璃が花色を、マツリ茉莉は、花形がジャスミンに似ていることから付けられました。しかし見た目が似ているだけで、香りはありませんし、別の仲間です。6月〜11月頃に開花します。
 ※和名「ルリマツリ」は英名「プルーンバーゴ」で、同じ植物との指摘が読者の方からありました。プルーンバーゴの花が28ページNO.13に載っています。
撮影者 大田孝子 撮影日 2012.08.01
01.連日の猛暑の中、冷気をくれる、シモバシラ(霜柱)

シモバシラの花
所在地 東京都港区白金台5-21-5  国立科学博物館付属 自然教育園内
科.属など シソ科シモバシラ属 多年草
見どころ

氷の結晶、シモバシラの花
2回挑戦してやっと撮影できました!

2008.1.16 
撮影場所:高尾山一丁平
 草丈は40〜70センチほどです。先端に向けてやや水平向きに曲がります。葉は茎の節ごとに対生に出て、長さ8〜20センチの楕円形、あまりつやがなく、縁に軽い鋸歯があります。花は夏頃に咲きます。茎の先端側半分くらいの葉腋から総状花序を出します。花冠は白く、釣り鐘状で、雄蘂はそこから突き出します。冬になると、枯れた茎の根元に霜柱のような「氷の結晶」ができるところからこの名になりました。

 (ふつうによく見かける”霜柱”とは別の自然現象)。シモバシラは多年草なので、冬に地上部が枯れたあとも、地中の根は毎日24時間活動し続けています。シモバシラの場合は、地上部が枯れてからも、枯れる前と同じように地中の水を吸い上げて茎の上の方まで送り続けています。地上部の茎に送られた水は、普段はただの「水」ですが、気温が氷点下ぐらいにまで下がった早朝、夜の間に少しずつ凍っていきます。気候の条件により「シモバシラ」の花が見ることができます。私は5年くらい前にお友達と朝早く「高尾山」に登り一丁平で見事な氷の花を見ることが出来ました。
撮影者 石川佐智子 撮影日 2012.7.27
14.捕虫葉は二枚貝のように重なっている食虫植物、ハエトリグサ(蠅捕草) 

二枚貝のような捕虫葉の拡大 
所在地 神奈川県箱根町仙石原 箱根湿生花園
科.属など モウセンゴケ科ハエトリグサ属 食虫植物 
見どころ
 
 たまたま行った箱根湿生花園で、「世界の食虫植物」が展示されていました。楽しく眺めてきました。別名は「ハエトリソウ」、「ハエジゴク」。
 原産地は南北カロライナ州。北海道〜本州(中部の以北)の低地から山地の草原や湿地に生息する小さな植物です。葉を素早く閉じて獲物を捕食する姿が特徴的で、ウツボカズラと並ぶ有名な食虫植物です。虫の捕らえ方は“わな式”で、トゲトゲのある捕虫葉が瞬時に閉じて虫を捕らえ、消化液を出して次第に虫を消化してしまいます。驚いたのは、一枚の葉は、一生のうちで、せいぜい4〜5回しか開け閉めできないのだそうです。触りすぎると、疲れて死んでしまいます。<さわらないで>の張り紙がありました。葉の内側に感覚毛という針があり、これに2回触ると、葉が閉じて虫をつかまえます。虫がもがくとさらに強く締めつけます。約1週間後に消化しきれない硬い部分を残してふたたび開きます。刺激が1回ではなく2回なのは、近くの葉や雨の水滴などが触れた時の誤作動を防いだり、獲物を確実に捕えるための適応と考えられています。5〜6月に直径1.5センチほどの白い花が咲きます。

茎頭に花の蕾「白い花が咲きます」
撮影者 北澤美代子 撮影日 2012.7.25
06.花は先端から根元に向かって咲き進む、カライトソウ(唐糸草)

カライトソウの花
所在地 神奈川県箱根町仙石原 箱根湿生花園
科.属など バラ科ワレモコウ属 多年草
見どころ
 原産地は本州中部。本州中部の日本海側に分布し、主に高山や亜高山の草原に自生します。草丈は50センチ〜1メートル、茎は上の方でよく枝分かれします。葉は楕円形で、縁に波形のギザギザが入ります。案外可愛らしい形の葉っぱです。7〜10月にだらんと垂れたシッポのような穂状の花が咲きます。花は先端から根元に向かって咲き進みます。目立つ花びらは持っていませんが、雄しべ(花糸)が紅紫色で1センチほどの長さがあり、花の外に突出したような感じになります。
 カライトソウの名前はこの雄しべを唐糸(絹)に見立てたものです。逆光が射す場所では、花糸が光を透過して輝くような美しさがあります。花糸は繊細な糸のようで、雨に当たるとぺしゃんと寝てしまい、見栄えが悪くなってしまいます。また、花持ちはあまりよくなく、美しい期間は短くて、時間の経過とともに色が白っぽく抜けて茶色く枯れます。

花糸が光に当たり、輝く美しさ! 新吉田町の民家の壁ぎわで、2012.6.30に撮影

縁に波形のギザギザがある葉
撮影者 北澤美代子 撮影日 2012.7.25
19.古くから薬用として珍重、オタネニンジン(御種人参)orコウライニンジン(高麗人参) 
所在地 山梨県小淵沢町シミック八ヶ岳薬用植物園
科.属など ウコギ科トチバニンジン属 多年草
見どころ  中国東北部やロシア沿海州にかけて自生する 薬用植物です。原産地は中国の遼東から朝鮮半島にかけての地域といわれ、チョウセンニンジン(朝鮮人参)、コウライニンジン(高麗人参)、また単に人参ともよばれます。オタネニンジンは古来、根が不老長寿に良いとされ、滋養強壮の重要な生薬といえます。根の先が二股あるいは、いくつかに分かれているのが特徴です。発芽後は、3小葉からなる掌状葉が2枚〜3枚出ますが、生長すると、5小葉になります。3年〜4年で葉柄の付け根から1本の長い花茎を伸ばし、先端に多数の黄白色の小花をつけます。7月下旬から8月初旬にかけて、やや扁平な丸い赤色の果実をつけ、中には白色の種子があります。
撮影者 大田孝子 撮影日 2012.7.19
03.芳香と色幅がある、ベルガモット 和名:タイマツバナ(松明花)
所在地 山梨県ミヨシペレニアルガーデン
科.属など シソ科モナルダ属 多年草
見どころ
 属名「モナルダ」は、はじめて発見し記載した16世紀のスペイン人医師、ニコラス・モナルデスに因みます。 北アメリカの東部および西部のワシントン州、オレゴン州に分布しています。湿り気のある林内や茂み、河岸などに生え、高さは60センチ〜150センチになります。6月から8月ごろ、茎頂に頭状花序をだし花を咲かせます。葉は卵形から披針形で対生し、縁には粗い鋸歯があります。葉をつぶすと強い芳香があり、アメリカインディアンの人々は、この葉の浸出液をオスウィーゴ茶と呼び、愛飲していたそうです。芳香がベルガモットオレンジに似ていることから、ベルガモットとも呼ばれます。属名は、はじめて発見し記載した16世紀のスペイン人医師、ニコラス・モナルデスに因みます。原産地は日本。
 
撮影者 大田孝子 撮影日 2012.7.19
16.虫の捕らえ方は粘着式、アフリカナガバノモウセンゴケ

アフリカナガバノモウセンゴケの葉拡大

 「粘ついた液に触れた虫はくっついて逃げられない」
所在地 神奈川県箱根町仙石原 箱根湿生花園
科.属など モウセンゴケ科ドロセラ属 多年草
見どころ
 南アフリカ原産。北半球の温帯〜亜寒帯の湿地に分布する食虫植物です。箱根の仙石原湿原にも自生しているそうです。葉にある毛(繊毛)や、表面から粘ついた液(粘液)を出します。これに触れた虫はくっついて逃げ出せなくなります。捕まえられた虫は、硬い部分だけを残して消化吸収されてしまいます。6〜8月ころ中央部から花茎を直立させ、紅紫色の午前中のみ開花する“一日花”を咲かせます。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2012.7.25
08.茎の節が黒褐色になり膨らむ、フシグロセンノウ(節黒仙翁)
所在地 神奈川県箱根町仙石原 箱根湿生花園
科.属など ナデシコ科センノウ属 多年草 日本固有種
見どころ
 本州・四国・九州の山地の林下などに自生します。茎は直立し、高さは40〜90 センチになります。和名の由来のように茎の節が黒褐色になり、茎の上部は分枝し、まばらな軟毛があります。葉は無柄で茎に対生し、卵形から長楕円状披針形で、葉先は鋭尖形で基部は細まり、長さ5〜14センチ、幅2.5〜5センチになります。花期は7〜10月。野草では珍しい色の朱赤色の花を、分枝した茎の先にまばらに数個付けます。萼は 2.5〜3センチの長円筒状で5裂し毛はありません。花弁は5個で長さ2.5〜3 センチになります。刮ハは先が5裂した長楕円形です。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2012.7.25

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05.涼しさを感じさせます! マツカゼソウ(松風草)
所在地 東京都港区白金台5-21-5  国立科学博物館付属 自然教育園内
科.属など ミカン科マツカゼソウ属  多年草
見どころ  草丈は50〜80センチ。葉は3回3出羽状複葉で、花期は8〜10月枝先に集散花序をだし、白色の花径4ミリくらいの小さな4弁花を多数咲かせます。雄しべは長短不同で6〜8個、花弁より長いです。
撮影者 石川佐智子 撮影日 2012.7.27
18.園芸植物として植えられる、イビセラ 別名:キバナツノゴマ(黄花角胡麻) 

イビセラの花
所在地 神奈川県箱根町仙石原 箱根湿生花園
科.属など ツノゴマ科イビセラ属 1年草 食虫植物
見どころ

草全体に粘りつくせん毛が密生、虫がくっついた花の拡大
 別名は「悪魔の爪」、「キバナツノゴマ」。
 ブラジル、アルゼンチンに生える食虫植物です。草全体に粘りつくせん毛が密生し、虫を捕まえます。花が終わると、オクラのような実が生り、熟して乾燥すると先が二つに割れ、「悪魔の爪」と呼ばれる硬い実になります。食虫植物と分かったのは、1989年のことです。花は黄色で美しく、園芸植物として植えられます。花期は夏。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2012.7.25
11.綺麗なブルーの小花が穂状に咲く、アメリカミズアオイ(亜米利加水葵) 
所在地 神奈川県箱根町仙石原 箱根湿生花園
科.属など ミズアオイ科ポンテデリア属 多年草 水生植物
見どころ

アメリカミズアオイの群生
 別名は「ポンテデリア」。北アメリカ原産の帰化植物で、日本各地の河や沼、湿地に自生しています。 ホテイアオイ にも似ているが、ホテイアオイは根もとが浮き袋のように膨らみ水に浮く浮草だが、アメリカミズアオイは地面に根を張っています。夏から秋にかけて咲きます。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2012.7.25
10.オグルマの花によく似ている、カセンソウ(歌仙草)
所在地 神奈川県箱根町仙石原 箱根湿生花園
科.属など キク科オグルマ属 多年草
見どころ
 北海道〜本州の日当りのよい山野の草原に生育します。茎は高さ60〜80センチで、やや密に毛が生えています。葉は長さ5〜8センチ、幅1〜2センチの長楕円状披針形です。やや薄いがかたく、縁にはまばらな鋸歯があります。裏面は脈が隆起しています。頭花は黄色で直径3.5〜4センチあり、枝先にふつう1個ずつ咲きます。そう果は長さ約1.5ミリの円柱形で無毛。冠毛は約8ミリ。花期は7〜9月です。オグルマと花がよく似ていて見分けがつきにくいが、カセンソウは、葉が細長くてかさかさしていて硬く、葉の裏面の葉脈がはっきり浮き出ているのに対し、オグルマは葉の幅が広くて質は軟らかく、裏面の葉脈は浮き出ていません。またカセンソウの方がオグルマより乾いたところに生えます。 

カセンソウの群生

カセンソウの茎葉
 ※オグルマの花は43ページNO.20に載っています。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2012.7.25